卒投式
2017/11/15
ご訪問ありがとうございます
西宮市の
WAFA(ワーファ)鍼灸整骨院です
今回紹介させて頂く彼は関西学院大学 硬式野球部 4回生の投手です。
WAFAが開院した2015年4月より約2年半もの間、通院しチームのエースになるために頑張ってきました。
関東出身の彼は激戦区の神奈川県の某強豪野球部の左のエースで最速145km。
エースとして高3の春の県大会優勝!という、輝かしい実績を持っていましたが、夏の甲子園予選を前に左肩を故障し、高3の秋に左肩の手術を行っておりました。
WAFA来院当初は術後1年半を経過した段階で、約15メートルのキャッチボールしかできない状況でありましたが、本人の強い意志と、覚悟。
そして誰よりも強い野球への想いでWAFAの厳しい厳しい、、リハビリ。
トレーニングに打ち勝ってきました。
しかしながら、現実は厳しく2017年8月、4回生として最後の秋のリーグ戦もメンバーに選ばれることはありませんでした。
4回生が次々と引退する中、メンバー外の4回生で彼だけは練習を続けていました。
彼にその理由を聞くと、
『この4年間誰よりも練習をしてきた、野球にかけてきた。このままでは終われない。
145kmは出なくてもいい。最後は今持っている全力投球をして、納得して野球を終わりたい。』
その想いに応えたい
WAFAでここまで頑張ってくれた彼の最後はWAFAが責任を持って笑顔で納得して終わらせてあげたい。。
そこで2017年10月21日
ある施設の室内練習場を借り約1時間、彼の全力投球をWAFAが受け続ける
卒業式ならぬ“卒投式”を行いました
その球速は130km位だったと思います。
でも、その気持ちのこもった投球、想いは145km程の威力を感じることの出来た素晴らしい投球でありました。
来年度より彼は社会人になります。
チームのエースにはなれなかった彼ですが、その姿勢は必ず会社のエースになる存在だと思います。
これからの彼の成長に期待していきたいですね